2015年1月に発売して以来、その完成度の高さ故に多くのゴルファーからの支持を獲得し異例のロングセラーとなった前作。それを超えるべく、長きにわたり要素開発、設計、試作、評価の工程を何度も繰り返し、ついに新作のフェアウェイウッドが完成しました。前作の優れた点は踏襲し、細かな改良を加えた上で新たに開発した独自の最新テクノロジーを搭載した、前作を超える自信作です。
RODDIOが最も大切にしていること、それはすでにご使用いただいているお客様が所有感を損なうことなく長くご愛用頂くことです。最新のモデルを手にした所有感を求めるお客様ニーズというものも、もちろんございますが、RODDIOが目指しているものは、新旧かかわらずRODDIO製品を所有していること自体に価値を抱いていただくことなのです。したがって、旧製品であっても決して見た目を古びさせないようにする。外観を大きく変えない理由(わけ)もそこにあります。
10年近くにわたって販売を継続してきたロングセラーモデル、その性能を超えることは決して容易ではありませんでした。いくつもの新規要素を盛り込みながら試行錯誤を繰り返した結果、導かれた結論は「良いものは変えない」というものでした。中でも重量配分や重心設計など基本性能に大きく影響する部分には、敢えて手を加えなかったため、全体的なフォルムは前作と変わらないものに仕上がりました。これもまた、良いものを徹底的に追求するRODDIO流のモノづくりなのです。
「変えない」、「変えられない」といっても、新たに世に出す以上もちろん改良すべきところは改良しております。新モデルでは前モデル以上の完成度を目指し、8か所の改良を施しました。
左:前作 右:新作
前作では、つかまりの良さを訴求したため、アドレス時の顔もややフックフェースに設計しましたが、新作では、いわゆる良い顔と言われる様、フェース向きをスクエアに設計しました。
フェース上部のミスヒットに対する許容を高めるために、クラウン部の溝を前作よりも若干浅く設計し、クラウン部の剛性アップを図りました。
前作に比べてソール部をリーディングエッジよりも高くなるよう設計し、バンス効果によりダフリ時のミスに対する許容を高めました。
ボディとソールの勘合性を高めよりソフトな打球フィーリングを得るために、ワッシャーを大幅に改良しました。
フェースを少しオープンに改良しつつも、前作並みのつかまり感を維持するために、ヒール側に重心を寄せるため、その部分の形状をやや厚めに設計しました。
前作に比べてリーディングエッジのR形状を小さくすることでエッジが前に出てボールを拾いやすくしました。さらにグルーブ部の肉厚も厚くして剛性をアップさせたことで、トップ時のミスに対する許容を高めました。
水分や土、芝等の付着によるボールスピン量の不安定要素を低減させるためにフェース面全体にレーザーミーリングを施しました。
経年使用によるスクリューの緩みを防止するためにねじ切り部分の加工を改良し、さらに外観により高級感を出すためにミーリング加工を施した国産製の新型スクリューを採用しました。
前作がロングセラー商品になった一番の要因は、今までフェアウェイウッドが苦手な人でもやさしく使いこなせる性能が評価されたことによるものです。しかしそれは一部のゴルファーにとっては、必要以上にボールがつかまりすぎるといった評価にもつながっていました。この相反する声に共に応えるためには、従来手法ではそれぞれのニーズに合わせたヘッドを別々に開発することでしか解決しません。しかしRODDIOは、ヘッドとソールが独立している独自の構造を活かして1つのヘッドで3つのニーズに応えることを可能にしました。コンシェルジュショップのフィッティング診断やアフターフォロー体制があるからこそ、その強みを最大限に生かしたRODDIOでしか成し得ないフルオーダーフェアウェイウッドをご提供します。
新しいフェアウェイウッドでは、まず、お客様にフィットしたソールを3種類の中からお選びいただきます。
使用者のスイング軌道に素直に呼応する高い直進性が得られるソールです。スイング中のヘッドの回転軌道上にウエイトバーを装着することで、適度なつかまり感と気持ち良い振り抜き感が同時に得られる、今シリーズの中では最もクセの少ないスタンダードな設計です。
番手表示 | #3 | #4&5 | #7 |
フェース角[°] | S1.0 | S1.0 | S1.0 |
ソール重量[g] | 92 | 94 | 96 |
前作同様にオートマチックにボールがつかまるソールです。ソール形状はフェースアングルがやや左へ向くように設計し、つかまりの良いヘッド性能のポテンシャルを十二分に引き出せるようウエイトをソール周辺にバランスよく配分しました。さらにヘッドスピードが平均以下のゴルファーにも対応できるよう重量はやや軽めに設計しています。
番手表示 | #3 | #4&5 | #7 |
フェース角[°] | H0.5 | H0.5 | H0.5 |
ソール重量[g] | 88 | 90 | 92 |
パワーヒッター系に多い、フックを極力嫌うゴルファーに対応したソールです。トゥ側後方にウエイトを集中することでヘッドの返りを抑えた設計となっています。
番手表示 | #3 | #4&5 | #7 |
フェース角[°] | S1.0 | S1.0 | S1.0 |
ソール重量[g] | 92 | 94 | 96 |
前作のノーマルソールは鋳造製法で製造していましたが、形状、重量配分、重心設計等、すべてにおいてハイレベルな精度が求められる今回は、ソール全体を個体差が少ないCNC加工で製造しています。
すべてのRODDIO製品において共通のセールスポイントが2つあります。1つ目は、独自の構造を活用した調整機能を持っていることで、今回のフェアウェイウッドにもより進化した調整機能が搭載されています。スピン量、重心、スピン性能、ロフト角、ライ角、フェース角等のあらゆるスペックを、個々のニーズに合わせてコンシェルジュショップが丁寧にチューニングすることでお客様が求める理想的な弾道をご提供いたします。
ソール内部のポケットに、専用調整キットを装着することで、重量、重心、スピン量のチューニングが可能となります。
3種のスクリュ-により、おもに重量のチューニングが可能になります。
3種のホーゼルにより、0~2度までのロフト角、ライ角、フェース角のチューニングが可能となります
2つ目は、外観をお客様のお好みのカラーに合わせてコーディネートできることです。性能と外観を自在に選択できることで、RODDIOブランドとコンシェルジュショップが最も大切にしている、「お客様に所有感の高い製品をご提供する」ことを追求していきます。
■Silver (クラウン:グロスブラック)
■Black (クラウン:マットブラック)
※ブラック仕上げはすり傷等の外傷が目立ちやすい為、気にされるお客様には、シルバー仕上げをおすすめします。
■Silver
Price:62,000yen(税込68,200yen)
※#4、#7は2024年10月発売予定
番手表示 | #3 Spoon | #4 Baffy | #5 Creek | #7 Seven |
ロフト角 |
15.5° | 16.9° | 18.3° | 21.1° |
ライ角 | 57.5° | 57.5° | 58.0° | 58.5° |
フェース角 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ヘッド重量 | 212 | 214 | 216 | 220 |
素材/製法 |
ボディ:6-4チタン フェース:15-3-3-3チタン ソール:ステンレス合金、ホーゼル:アルミニウム合金 |
2006年にシャフトブランドとして産声を上げたRODDIOブランド。その後ヘッドパーツの販売を開始したのも、当初はあくまですべて自社で開発したシャフトの性能をより引き出すことが目的でした。時が経ち、その立ち位置が逆転した現状において、お客様のニーズに合わせたモノづくりに転換していくことは、ブランドを継続していくために必然的な流れです。RODDIOシャフトは、RODDIOヘッドの性能を最大限に引き出すために開発された専用シャフトととして生まれ変わります。
手元部はスイング中の切り返し時に安定感のあるしっかりとしたフィーリングを得るために剛性は高めに、中間部は心地良い弾き感を得るために剛性をやや抑え、先端部は適度なボールのつかまり感が得られるようバランスの取れた剛性で設計しました。全体的にクセのない万人受けするしなり感を提供します。
「Nソール」と組み合わせることで、適度なつかまり感が得られつつ、極端な左へのミスも抑制してくれるバランスの取れた万人向けのクラブに仕上がります。
クセのない素直なしなり方をするシャフトが好みで、適度なボールのつかまりを感じながら直進的な弾道を求めるゴルファーにおすすめします。
手元部はスイング中の切り返し時のタメを作りやすくするために剛性をやや落とし、中間部から先端部にかけて剛性を高くして無駄な動きを一切排除した設計です。左へのミスを怖がることなく思い切った力強いスイングで振り切れます。
「Nソール」と組み合わせることで、適度につかまり感を抑えて左へのミスをほぼ解消してくれるクラブに、「A H ソール」と組み合わせることで、右へのミスはある程度は許容できるが左へのミスだけは回避したいというニーズに応えたクラブに、それぞれ仕上がります。
ボールはある程度技術でつかまえられるため、無駄な動きが少ないしっかり目のフィーリングが得られるシャフトを好むゴルファーにおすすめします。
シャフト全体のしなり方は、タイミングが取りやすいしなやかなフィーリングを追求しつつも、中間部から先端部にかけては加速的なはしり感が得られる設計です。ボールがしっかりつかまり、打ち出しが高く飛距離の出る弾道を提供します。
「Nソール」と組み合わせることで、つかまり感が高めでやさしくボールを捉えやすいクラブに、「DBソール」と組み合わせることで、元々フェアウェイウッドが苦手な方でもオートマティックにボールがつかまり、高い弾道がやさしく打てるクラブにそれぞれ仕上がります。
ヘッドスピードが一般男性のアベレージを下回り、従来フェアウェイウッドが苦手だという方でも、やさしく簡単にボールを捉えることが出来るシャフトを探しているというゴルファーにおすすめします。
ピアノタッチローリング製法とは、通常一対の平坦なテーブルにカーボンシートを挟んで行う巻き付け工程を、そのテーブル部がピアノの鍵盤のように細長く細分化されている特殊なマシーンによって巻き付ける製法です。この画期的なマシーンを使用することで、ローリング時の圧力によりテーブル部がシャフト形状に追随され、硬さの異なる様々なシートを高精度で巻き付けることを可能にしました。
※ピアノタッチローリング製法は、(HOSHI)、(TSUKI)に採用されています。
シャフト成型時に断層の隙間に入ってしまったボイド(空気)は、成型不良やシート本来の特性を十分に引き出せない等の要因になります。ギャップレスローリング製法とは、このボイドを極限まで排除できるRODDIOならではの高度な技術です。軽量シート特有の薄くデリケートな特性を高品質な状態を保ったまま成型することで軽量シャフトにありがちな、スイング中の不安定なヘッド挙動や、インパクト時の当たり負け等の不安要素を 排除します。
※ギャップレスローリング製法は、(TAIYO)に採用されています。
バイブレーションコントロールカーボンは、一般的なカーボン繊維に比べ、制振減衰率が大きく弾性率も低いカーボンです。この材料を先端部に複合化することで、ヘッドの加速感とインパクト時のマイルドで厚めの打球フィーリングを提供します。
外観塗装には、塗料中の銀をコロイド化して遊離させた技術を応用したレボコーティングを採用しました。従来の銀鏡塗装に比べて塗膜が薄く、かつ均一化されているため、塗膜の密着力や環境性能が劇的に向上しています。スポーツ用品業界においても随一の過酷さで知られるDAIWAの釣り竿の環境試験条件をクリアしているこだわりのミラークロームの質感をご堪能ください。
Price : 35,000yen(税込 38,500yen)made in Japan
(HOSHI)
番手 | 重量 | トルク | キックポイント |
5 | 58.0 | 4.0 | 中調子 |
6 | 67.0 | 3.9 |
(TSUKI)
番手 | 重量 | トルク | キックポイント |
5 | 63.0 | 4.0 | 元調子 |
6 | 70.0 | 3.2 |
(TAIYO)※2024年10月発売予定
番手 | 重量 | トルク | キックポイント |
5 | 41.0 | 37.0 | 先調子 |
6 | 46.0 | 46.0 |
ヘッドカラー:ノーマルとIPブラックがあります。
¥106,700
税込 / 送料無料
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